最近「摂食障害」という言葉を聞く機会は増えており、耳にした
ことがある人もいるのではないでしょうか。

 

この病気は、様々な原因によって「食べること」が普通にできな
くなってしまう病気です。

 

摂食障害は大きく分けて「拒食症」と「過食症」の2つがあり、
これらを繰り返すパターンもあります。

 

今回は「拒食症」について、その原因や症状についてご紹介し
ます。

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拒食症の初期

 

拒食症を発症する原因は人それぞれなのですが、一番多いとい
われているのが「ダイエット」です。

 

日本では「痩せている=美しい」という考えが根強いので、ダ
イエットをしている人はたくさんいますよね。

 

ダイエットによって厳しい食事制限などのルールを作ってしま
うと、目標の体重まで減ったにも関わらずルールを破ることが
できなくなます。

 

そうなってしまうと痩せ続けてしまうことがあるのです。

 

こうして拒食症は進行し、いつしか「食べる=悪」の考えに支
配され、心身ともに蝕まれてしまいます。

 

では、拒食症の初期にはどういった変化がみられるのでしょう
か。

体に関して

・急激に痩せる
・太ることを異常に怖がる
・1日に何度も体重計に乗る
・本人は痩せていると認めない

食事に関して

・食べる量が少ない
・厳密にカロリー計算をする
・噛んだあと飲まずに吐き出す
・食べ物を細かく切る

 

このような変化が見られたら拒食症の傾向がありますので、注
意しましょう。

拒食症が重度化すると

 

拒食症が進むと、急激に痩せ細って体は悲鳴をあげている状態
になります。

 

そうすると心と体に様々な異変があらわれ始めます。

体の症状

・筋力の低下によって疲れやすくなる
・低血圧
・低体温
・心拍数の低下
・無月経
・便秘

心の症状

・うつ傾向
・こだわりが強くなる
・いつも不安感を持っている
・常にイライラしている

 

拒食症の影響で、このような症状があらわれます。
よく心の病気と思われがちですが、体への負担も相当なものなの
ですね。

拒食症の末期

 

拒食症が長引くことは、体の低栄養状態が長引くということです。

 

そうすると、先程ご紹介した変化が更に悪化していきます。

 

体は栄養を欲して「過食」の衝動をうみます。

 

これに耐えられず暴飲暴食をした後、太ることを恐れて嘔吐し
たり、下剤を大量に飲んだりする人がいます。

 

ここまでくると、血液検査では脱水や貧血、白血球減少、肝機
能異常、低タンパク血症、高コレステロール血症など様々な異
常が見られるようになります。

 

また、嘔吐や下剤の大量摂取によって電解質異常や骨粗しょう
症、腎機能障害の可能性もあり、長期に渡る低体重は脳まで萎
縮させてしまうのです。

拒食症の原因

 

始めにご紹介した通り、拒食症の原因は十人十色で多岐にわた
ります。

 

というのは、この病気になるキッカケは様々な「ストレス」だ
からなのです。

 

例えば、拒食症は母親との関係が原因の場合もあります。

 

母親と上手くいかないと、そのストレスから「構ってほしい」
「心配してほしい」という気持ちから痩せ細ってしまうのです。

 

また、父親やお付き合いをしている彼氏が何気なく言った「太っ
たね」「痩せれば?」とった言葉に強いストレスを感じて発症す
るケースもあります。

 

こうしてみると、今は普通に生活している女性でも拒食症を発症
する可能性はおおいにあるといえますね。

 

拒食症は完治するまでに10年以上もの長い期間を必要とする場合
のある病気です。

 

また、周囲から理解されずらい特徴があり、粘り強いサポートが
必要となります。

 

今回ご紹介した初期の症状を見逃さず、重度化する前に対策をす
ることが大切なのです。

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