五節句・二十四節気以外の、季節の移り変わりの目安となる日を
雑節といい、節分や入梅などと並んで、彼岸もこの雑節の一つで
す。

 

お彼岸というと、お墓参りをする方も多いですが、なぜこの時期
にお墓参りをするのでしょうか。

 

そもそも、彼岸にはどういった意味があるのでしょうか。

 

ただ何となく彼岸を過ごしていた方も多いはず。
この機会になとなくから確実に記憶に残してくださいね。

彼岸の期間はいつからいつまで?これは大事ですよ。

 

彼岸には、春の彼岸と秋の彼岸の年2回
があります。

 

彼岸の期間は、春分の日と秋分の日をそれぞれ中日として、その前
後3日を合わせた7日間になります。

 

この7日間の初日を彼岸の入り、春分の日・秋分の日を彼岸の中日(
ちゅうにちまたはちゅうじつ)、最終日を彼岸のあけといいます。

 

一般に「お彼岸」というと、この期間のことおよび、この間に行わ
れる仏教の法会である「彼岸会(ひがんえ)」の意味でつかわれる
ことが多いようです。

 

この期間、寺院では読経や法話を行い、信者は寺に参詣したり墓参
りなどをします。

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彼岸の意味は?

 

では、なぜこの期間に仏事が行われるようになったのでしょうか。

 

そもそも、彼岸とは涅槃(ねはん)の世界の意味で、煩悩の世界であ
る此岸(しがん)に対して、向う岸にある悟りの世界に至る願望を表
しています。

 

極楽浄土は西方にあるとされていますが、彼岸の中日には真西に日
が沈むため、これを礼拝して極楽浄土に思いをはせることが彼岸の
由来だともいわれています。

 

しかし、こういった風習はインドや中国にはないため、本来の仏教
行事ではなく日本のみのものです。

 

彼岸の行事は、古くは平安時代から行われており、江戸時代には年
中行事となって定着しました。

 

それが、先祖供養として現在にも続いています。

 

地方によって違いはありますが、彼岸には団子やぼたもち・おはぎ
などをお供えします。

 

春の彼岸と秋の彼岸に特に違いはありませんが、このお供え物に違
いがあります。

 

「ぼたもち」と「おはぎ」は同じ食べ物ですが、呼び名が違うので
す。

 

春に咲く牡丹の花に見立てたのが「ぼたもち」、秋に咲く萩の花に
見立てたので「おはぎ」なのです。

 

ですから、春のお彼岸に供えるのがぼたもちで、秋のお彼岸に供え
るのはおはぎというわけです。

 

まとめ

 

彼岸は、春分の日・秋分の日をはさんだ、それぞれ7日間のことで、
この時期彼岸会(ひがんえ)といわれる法会が行われています。

 

平安時代に始まった彼岸の行事は、日本古来のもので、先祖供養と
して現在も広く行われています。

 

春分・秋分の日は、ただの休日というだけではなく、お墓参りをし
たり彼岸の由来に目を向けてみるのもよいでしょう。

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