皮膚の病気といえば、アトピーや湿疹などがあげられます。

 

アトピーや湿疹などの皮膚炎は、ジュクジュクしていて、かゆみを
伴います。

 

病皮と正常皮との境目がはっきりしているてカサカサなのに、痒み
を感じにくいものは、乾癬の疑いがあります。

 

乾癬の症状

乾癬になると、紅色で厚くなった円形状の炎症がみられます。

 

それが、進行すると、皮膚の角質細胞が白い粉のように剥がれ落ち
てきます。

 

かゆみを感じる場合もありますが、ほとんどがかゆみを感じません

 

ふけのような粉が排出されることと、うつるのではという勘違いで
、周りに悪い印象を与え、外出が億劫になる人もいます。

 

乾癬の症状がみられるのは、頭や髪のはえぎわ、膝、肘、背中から
腰などです。

 

衣服などの、摩擦の影響を受けやすい部位に現れるので、人によっ
て違います。

 

硬い場所に、長い年月接触していた箇所にもできます。
その場合は、軽度の乾癬の場合があります。

 

しかし、乾癬は、皮膚炎だけにとどまらず、リュウマチなどの他の病
気へと移行することもあり注意の必要なものです。

 

有名人でいえば、道端アンジェリカさんが事務所には無断で自身が乾
癬であるということを公表していましたが、素晴らしい勇気だと思います。

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乾癬の原因とメカニズム

原因は、、まだはっきりとはわかっていませんが、遺伝や環境による
ものが多いようです。

 

遺伝の場合は、免疫細胞が異常行動をおこす体質を持っている人がな
りやすいです。

 

アレルギーと違うのは、抗体による免疫異常ではないところです。

 

不規則な生活やストレス、睡眠不足が原因となり、免疫細胞が異常行
動を行うこともあります。

 

20歳第代と40~50歳代の働き盛りの男性が多いという結果がでていま
す。

 

乾癬のメカニズムは、次のとおりです。
・正常な皮膚が、外部からの刺激をうけます。

・白血球のうちのリンパ球が血管から皮膚へ移動し、炎症を起こしま
す。
・皮膚が異常なターンオーバーをくりかえし、皮膚が増殖されます。

・増殖された皮膚は、壊死し、表面から剥がれ落ちてきます。

つまり、血液中の白血球が皮膚に浸透してきて、皮膚炎や角質の増殖
などを起こすことで発症します。

 

乾癬の治療

乾癬の症状は、人によっては軽度の場合もあれば、日常生活が不便な
状態に陥る場合もあります。

 

その程度によって、治療方法は、変わります。

 

皮膚炎だけの軽度の症状の場合は、塗り薬で治療します。

 

重症の場合は、光線治療を行ったり、飲み薬を使用します。

 

それでも効果がない場合は、点滴や、皮下注射などの生物学的製剤を
使用します。

 

塗り薬は、ステロイドと、ビタミンD外用薬です。
ステロイドは、炎症を抑える効果がありますが、副作用は強いです。
ビタミンDは、皮膚の増殖を抑える効果があります。

 

光線治療は、紫外線をあてます。
免疫反応を抑える効果があります。

 

内服薬は、ビタミンA誘導体薬で皮膚の過剰増殖を抑え、免疫抑制剤
で、免疫の働きを抑えます。

 

副作用が強いので、男性も女性も避妊が必要です。

 

注射や点滴の治療には、サイトカインを抑える薬を使います。
これもやはり、副作用が強く、抗免疫薬でもあるので、感染症にかか
りやすくなります。

 

まとめ

1.乾癬は、生活環境の悪化とともに発症し、ますます生活環境を悪くし
、症状を悪化させます。

2.乾癬は、他人にはうつる病気ではありません。

3.皮膚炎のみの場合は、それほど不都合を感じない人もいるか
もしれません。
4.乾癬は、皮膚の異常の病気ではなく、免疫の異常による病気
なので、自己治療はできません。

よって

必ずお医者さんに診察してもらいましょう。

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